薄っぺらくなる人生へ……

明鏡止水

第1話

今日、災害が起きた。

本当はこれを書かずに。

お節をおつまみがわりにしてお酒を飲んだ父、年中働き詰めの母の珍しい熟睡を観察して。

ここはありがたいことに、平和であると感じている、不謹慎であったなら、申し訳ない。


どうか、怪我人や、亡くなる方がいませんように。

凍える方がひとりでも減りますように。


私は優しくはありません。ボランティアも募金も滅多にしません。

今も、親がいつの間にか用意したこたつで、この文章を書いています。


私は2011年、3.11の時には、通信制の学校で帰宅難民でした。きょうだいが一緒にいてくれた事は今でも救いです。


みんなが駅に向かっていました。


そのような事が書きたいのではなく、スマートフォンのバッテリーが心許ない方の為、なにか自分でも力になれるような事はないだろうか。

と考えたのです。


なにか、書けないか。


子供達が心配にならないように、余震に怯えないようにしたい。テレビや信頼できる情報源で人々が戸惑うことのないように行動できたらいい。どこかであたたかく、少しでも安心、安全に過ごして欲しい。


ただそれだけ。

Xなどでは、子供がいつもと違う雰囲気で不安そうならNetflixでも TikTokでもゲームでも、見せられるようならいかに不謹慎でも、普段と変わらぬ場を提供できるなら見させてあげても良いのではないか、という意見があります。


……いえ、これは、私の人の言葉を借りた、それこそ不謹慎な意見です。どうか、浅慮な私の意見などより価値のある作品をカクヨムから探して、心をあたためてください。


皆さんの事を心から応援しております。

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薄っぺらくなる人生へ…… 明鏡止水 @miuraharuma30

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