第14話 日曜日の強風

冷たい風が寒さを連れてきて、体感ひえっひぇ。

日が出ているうちに神社へと向かった。

途中、交差点は、ものすごい風にみまわれ、帽子が飛ばされてかけまわる人や、あおられて歩きづらそうな人で荒れていた。

そういう自分も紙手提げ袋が思いっきり破れてしまっている。

(すごいー)

なんて、悠長に観察している余裕はなかった。


風はすごい。

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