不審人物

友達が急に熱を出したらしい。見舞いに友達の家に行くと、床にうつ伏せで倒れていた。黒い部屋着っぽいものを身に纏い、唸っている。救急車を呼んだり、友達の背中を摩ったりしていると、突然部屋の扉が開いた。

友達だった。パジャマ姿だが、元気そうだ。


じゃあ、今私が介抱しているのは……誰?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る