ゴミの中に宝

相変わらず凄いな、叔父さんのゴミ屋敷。ゴミは俺の家族だって頑なに捨てないから、訪れるのは僕しかいない。

「お、来たか。待ってな」

叔父さんはゴミを退かし、変色した畳を上げた。床が空洞になっており、そこにはお金が沢山ある。

「お前ぐらいだよ、俺の事否定しないの」

叔父は笑顔で言った。

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