天国バス停

バス、乗り過ごした……ポンコツすぎる。まぁ、目的地を少し過ぎたぐらいだから、徒歩で戻れるけど。俺は何もない道のりを歩く。はぁ……どうして、こう抜けてるんだろうなぁ。力なく歩いていると、前から白い羽を背負った小さいヒトが走って来た。

「亡者さん! 良かった、天国乗り過ごさなくて!」

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