第11話 気を付けていること

①規則正しい生活

 布団に入る時間と起床時刻を守ることで、薬の時間も規則正しく保てます。

 副作用の眠気が来る時間なども大体予測できるので、基本の時間は守るようにしています。

 眠れなかった日、しっかり眠れた日、眠れたけど翌日疲れている日、体が痛む日は前日を振り返って何がダメだったのかを検討します。

 規則正しい生活をすることで、自分が本当に気を付けることが見えてくると思います。



②気分転換の方法を増やす

 私の体感ですが、受動的な趣味より、能動的な趣味のほうが痛みを忘れていられる時間が増える気がしました。


 散歩などは軽い運動にもなるし、風や日の光、夜なら星を眺めることで、感情が豊かになります。

 元々線維筋痛症は繊細だったり感受性が高い人がなりやすいとも聞いたことがあります。なので、せっかくの感性を痛みに持っていかれないよう、美しいものや楽しいことに消費したいと考えて生活しています。



③悪い自己暗示しないこと

 例えば……

 ・低血圧だから朝が苦手

 ・雨だから体が痛い

 ・気圧が低いから体がだるい


「考えすぎると暗示になってしまうのでは?」と思って、気に過ぎないようにしています。

 特に血圧ですが、私は上が80で下が40くらいですが、朝は大抵6時15分には起きています。



④思考のフォルダ分け

 思考や感情のフォルダを増やしておくのも大事だと思っています。


 例えば、職場で嫌なことがあったら職場フォルダの中に保存して、家に帰った後のフォルダに持ち込まない事。

 要は感情や思考を、全部同じフォルダに入れない。イライラを引きずってもいいことはありませんからね。

 そして痛みのフォルダは常に開かない事、つまり趣味などの楽しいフォルダをなるべくたくさん開いて生きる希望を見出す、それを大事にしています。


 脳のバグなら、そのバグや勘違いをこちらも逆手に取るぐらいのつもりで!

 小骨が出てくるまで鶏肉と間違えるくらいに、脳の処理は割と大雑把です(繊細でもありますが)

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