第7話 七草の日/『余った餅入り七草粥』
今日の朝ご飯が七草粥だと知ると萎えた。
有頭海老に数の子、いくらやローストビーフなどの豪華なおせち……はカタログで眺めただけで取り寄せず。お正月らしさといえばお雑煮だけの平時と代わり映えのない食卓で過ごした一週間。
「胃は大して疲れてないのよ……」
こんな時ばかり行事食を重んじないで。
◆1月7日は「七草の日」/2024年1月7日作
#140字小説 『余った餅入り七草粥』
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