いたずら?

胡蝶の夢それは呪詛である。相手に自分の血を入れる。今回のように四肢を切りそこから入れたり、傷がついたところから入れたりするのがメジャーだという。歴史的背景に基づくと最古の胡蝶の夢は奈良時代の終わりごろからあったとされている。最初は悪夢の治療法として使用された。相手に自分の血を入れ、自分も夢に入る。そうして悪夢を退治していた。また、大津大浦の弟子である倉道杯麻呂は大怨霊に自分の血を入れ、胡蝶の夢を見せ、植物状態にして封印したと記された書物もある。この世界では呪詛をした人の一番好きなものが反映される。だから、この世界を作った奴はビー玉関係の何かが好きだ。例えばソーダとか、サイダー、ガラス玉、蒼など様々だ。だが、師匠は話す。「子供にぃこんなぁことはぁできないでしょうなぁ。かと言って妖怪がこんなことぉできるわけぇでもないでしょう」続けて言う。「だけどぉ俺ぇたちがぁここまでぇやられて、神さんもぉやられるなんてぇそんなぁばけもんはぁ会ったことぉないからなぁ。まじでぇ呪術系かもしれんなぁ」と。

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