スナイパーって知ってる? ターゲットを的確に狙うんだよ。
デザイナー石岡瑛子さんはこう言いました。
「1mmが世界を変える」
この言葉って凄いですね。サッカーのシュートでゴールポストに当たるとき、1cm違うだけでゴールインするか、ポストにはじかれるか決まってしまいますから。
ほんの僅かな差で1点になるかならないか。とても大きなことだと思います。
異世界ファンタジーを書いていて思うことは、誰も気づかなかったとしても細かい
表現はすべきだということ。
「盗賊」ってジョブ・職業でも使われるし、馬車に襲い掛かり金品を奪うのも「盗賊」これって味方なのか敵なのかが、はっきりしません。そこで私は味方であるジョブ・職業を「盗賊」とし、金品を奪う者達を「野盗」としています。
また、「士」と「師」の区別もしています。「士」は男性を示す言葉で「師」は男女ともに使います。「魔道士」ではなく「魔道師」として表現します。「武士」については男性キャラクターにする予定です。
「術」と「道」と「導」も区別します。「剣術」は技術的なもの、「剣道」はそれプラス精神の向上を目指しているもの。「魔術」「魔道」「魔導」の「魔導」は「魔道」でいう精神の向上に「先生」「師」という意味が込められる。言うなれば、目上、位の高い人を指し示すものだと考えています。
文章を書いていて思います。感性の部分は学校に行っても学べるものではないが、理論的な部分・慣習などは知識として得ることができる。
言葉を知っていれば世界が緻密に表現できる。知識理論がベースとなって感性がその上にくると強い。
別の創作論で笑いの原理について考察しましたが、言語化して文にしたことで輪郭がハッキリとし、コメディを作るのに役に立っています。
でも読者観衆に伝えるためには、わかりやすい表現が必要。うーん、こう言うと語弊があるかもしれませんが、TV番組なんかは偏差値40の人達に向け、分かりやすく作っているそうです。ターゲットをハッキリさせることが大事なんですね。
ターゲット層について。漫画アニメになって欲しいなぁ、と思っている(妄想、声が聞こえてくるから、幻覚幻聴か)「シャルロットに呼ばれて」は小学校高学年から上ですかね。(後で
「エンチャンター。追放されたテイマーに声をかける」はどこだかハッキリしていないな。ターゲットが曖昧。
まあターゲットが曖昧でもいいんですけどね。デザインってターゲット絞っていない、誰でもわかるもの。だから1mmが勝負。短歌は1文字で表現が、伝わり方が違ってくる。
たった1文字かもしれないですけど重要なことに変わりありませんね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます