第125話姉がやってきた
姉がやってきた。さっき来て早々、どどどどどっどどっとしゃべる、しゃべる。今日は研修のついでで来たということだが、まぁ、いつものようにしゃべる、しゃべる。
回転寿司で三人前の寿司をテイクアウトしてきてくれた。助かる。
マグロと半熟卵の握りが美味しかったなぁ。姉、グッドチョイス。父もサバの寿司を美味しそうに食べた。
父、最近おんなじことを何回も聞いてくる。なので、姉も困るかと思ったが、そんなことはなく、姉、何回も同じことを父に話してあげていた。う~ん、私だったら、イライラしそう。姉、たまにだから耐えられるのかな。
母がショートステイにいっているので、家族三人、実家で語り合う。姉、「介護大変だよね、いつもありがとう」などとねぎらってくれる。ありがたい。
姉、近況を話すのだが、すごい勢い。ほとんど姉独りでしゃべっている。まぁ、たまにはいいか。これ、姉の旦那さん、いつも大変だろうなぁ。姉、話す隙を与えない。
どどっどどどとしゃべり、もぐもぐもぐもぐと寿司を食べる姉。パワーが漲っている感じだ。ああ、うらやましい。
姉のしゃべりっぷりと、食べっぷりをみて、ちょっと疲れる。エネルギーを吸いとられているな。
そして、嵐のように帰っていった。実家にいたのは2時間くらいだが、体感6時間くらい話を聞いていたような。父と二人でいまはぐったりしている。
たまにこうして姉が来てくれるのはありがたい。いつも寿司をもってきてくれるので、感謝、感謝。
満腹の午後をゆったりと満喫するのであった。
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