第124話「深夜アニメをクソ観てた時期」

 「深夜アニメをクソ観てた時期」と題して、にじさんじ所属のVtuber月ノ美兎みとさんが、ひたすら2010年くらいの深夜のアニメについて語るという動画。

 この中で「化物語」の事が出てくるのだが、これは私もずいぶんと楽しんで見たなぁ。当時、まだ西尾維新という人を知らなくて、このアニメで知った。

 西尾維新の小説、私は「悲鳴伝」が最高に好きだった。ちょっともうかなり内容は忘れてしまったのだが、あらすじはだいたいこんな感じだ。

 ある日、けたたましい悲鳴とともに、人類の三分の一が死に絶えた。この悲鳴、どうやら地球が人類を粛正しようとして発したもの。

 これから人類が地球と対抗するために、「地球撲滅軍」というものを作って、地球の手下と戦おうとするのだが、主人公の空々空、なぜか同じ組織内のワルと戦い、内戦状態。人としての感情がほとんどない空々が意図せずに人を救ってしまう物語にじ~んときた。

 さて、話は戻るが、「化物語」、これは怪奇談としてよくできていた。アニメの演出もかなり凝ったもので、当時はあまりの出来にびっくりしたものだ。

 2010年くらいのアニメ、「氷菓」、「狼と香辛料」、「まどかマギカ」など、名作ぞろいだ。

 私は当時、リアルタイムでは深夜アニメを見ていなくて、ひたすら録画してみていた。当時はサブスクなどまだなくて、ひたすら録画。懐かしい。

 あのひたむきな情熱はどこへいってしまったのだろう?

 今は、深夜アニメを録画することなく、サブスクでちょっと見る程度。

 やっぱり、歳をとったせいで、情熱がなくなってきたのかなぁ。

 

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