第105話父、ご機嫌
今日も父との夕食会。父が鍋を焦がすことをやり始めたので、ちょっと不安になって、実家にいる日数を増やした。火の用心、火の用心。見守りは大切。
父、今日もビールから飲み始める。テレビを見つつ、文句をいい、楽しそう。国会議員が出てくると「ああ、議員はバカばっかりだ」といいつつ、酒をグビッと飲む。
昔の偉人で、酒を飲みながら古今東西の偉人の悪口を言うのが、楽しくてしょうがないと言った人がいたが、それと同じだな。
父、楽しみのために、ヤジを飛ばす。つくづく性格悪いな。
今日は春巻き、餃子、シューマイのセットを買ってきた。父、嬉しそうに食べる。うちのエンゲル係数、父だけでもかなり高い。万年、貯金はできそうにない。とほほ。
父、テレビでメジャーリーグの大谷選手が出てくると、ニコニコ。球筋を確認するだけで、バットを振らなくても「いいぞ~」と言って、満面の笑顔。
今年も大谷選手、楽しませてくれそうだ。今年はドジャース、優勝が狙えるから、ますます楽しみである。
そんなこんなの夕食会、そこそこ私も楽しみつつ、ゆったりと時間が過ぎていくのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます