第79話「小さな旅 山形県戸沢村」
今、NHK+で「小さな旅」をみた。今日の朝、放送していたもの。
山形県戸沢村。豪雪地帯である。
冬近くになると最上川で鮭がとれる。八鍬さん77歳、鮭を使って、「新切」《じんぎり》という保存食を作る。鮭に塩をまぶして、天日干し。冬のご馳走だ。
新切を火で炙り、いただく。う~ん、美味しそう。これと酒を飲んだら最高だろうなぁ。
鮭の数が減らないように、獲れる人は決められた人のみ。そして、必要な分しか獲らない。作った新切はご近所さんにおすそ分け。地域の温かな触れ合いを感じる。
次は村の人々でワラを使った道具を作っている場面。お年寄りたちが、冬の間に集まる習慣を作ろうと20年まえに始められた。
ワラジ、虫かご、みの、様々なものが作られる。皆さん器用だ。わら細工は頭を使うのでとてもいい健康法だ。
次は韓国からこの地に30年前に嫁いできた大友スンホさん60歳。韓国料理の店をやっており、地域でキムチ教室を開き、人々の触れ合いの機会を作っている。
韓国伝統のキムチ、本場の味を食べたいと、地域の人々がこの店に集まる。あつあつのキムチ鍋、美味しそう。
結婚当初は日本の習慣に慣れずに苦労したとのことだが、今ではすっかり地域に溶け込んでいる。たくましい人である。
様々な人々がこの地域でたくましく生きる。厳しい冬をみんなで乗り切る元気、我々も見習いたい。
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