第63話「光る君へ」第四話(ネタバレあり)

 紫式部(まひろ)と藤原道長(三郎)は再会して、まひろは三郎に自分は何者なのか正直に告白する。しかし、三郎は自分のことをいうタイミングを逸して、別れる。

 三郎の父が天皇に毒を盛ったことで、現天皇は退位し、新たな天皇が即位した。この天皇の先生役がまひろの父親である。なので、父親、久しぶりに官位につく。

 だがこの新天皇、問題が多く、女好きであり、わがまま。三郎の父は早くこの天皇を退位させて、自分の孫を天皇にすべく画策する。

 そんな中、宮中で祭りをすることになり、その踊り子として、まひろが選ばれる。まひろは天皇の前で舞を舞うのだが、その時、その舞台の前に三郎がいることに気づく。なんと三郎の隣には自分の母を殺した藤原家の次男がいた。

 そのことにより、三郎が藤原道長だということを知って、愕然とするというところで第四話は終わる。

 紫式部の役をやっている吉高由里子さん、すごく演技がうまい。顔も日本人的でかなりの適役だ。

 三郎が藤原道長だと気づく場面の動揺した顔、すごいな。こんなに心の動揺を顔で演技できる人は少ないと思う。

 藤原道長役の榎本佑さんもすごい適役。道長の複雑な心境をよく顔で演技している。

 第四話で大まかな流れを理解できてきたので、楽しくなってきた。やはり一番気になるところが、まひろと三郎の恋のゆくえ。史実からいうと、この恋は実らないのだろうなぁ。

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