第47話
「お兄ちゃん!!」
「夢君、手を離して」
「妹の手を離したらね」
「妹って、夢君は花のお兄ちゃんじゃないでしょ」
「・・・凄いね。おばさん。まだ現実を受け居られないんだ。」
「・・・っ!!」
春は、優と夏の間に生まれた、夢を敵視している。今の夢のセリフはまだ夏が俺を産んだことを認めらないってことだ。
「痛い!」
「なら、離せよ。」
「・・・っ!」
春は手を離す。
「大丈夫か!!花」
「うん、ありがとうお兄ちゃん」
「花、楽しみにしてるからね。」
そう言って春は夢から逃げるようにさる。
「誰が一緒に暮らすか!!」
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優は考えている。どうやって花を守るか、家族をあの親達から守るか・・・そして、一つを手を思いついてはいる。
それは、優が犠牲になることだった。
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