第27話

そして、2日目が経った。


優は家から出る必要がないので、家で小説を書いてる。


外に行って色々な人に関わるのは今はキャンセルした。


「ま!!ま!」


「すっかり、雪は夏に懐いてるね。」


「そうだね。夏だけに」


「とりあえず、今日も春は来なそうだし・・・明日になったら通報するか」


「・・・そうだね。」


春が置いて行く時の会話はしっかりと録音、されている。


ーーー

雪が寝ている。


「私、このまま雪ちゃんの母親になりたいな」


「俺も夏の方が向いてると思うよ」


「それなら、やっぱり父親は・・・優さんだね」

それは遠回しの夏からの告白


「・・・そうだな。俺も雪の親になりたいし、母親は夏がいいな。」

そして、遠回しの返事


「・・・っ」「・・・っ」


そこから何も言わずに二人でキスをして、愛を誓った。

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