俺と夏との雪の初めて日が終わる。

「優・・・帰って来ないね」

「・・・そうだな」

もう今日が終わってしまう。

「・・・やっぱり最低な母親だね」

「・・・あー」

余りにも理不尽で俺も受けいることが難しい。

そして、夏は怒った顔から企む顔になり、今度は笑顔になる。

雪ちゃんの方に近づくと

「ママですよ、ま・・・ま」

「・・・ま・・・」

「・・・っ！！」「・・・っ！！」

俺たちは驚く、まだ一度も雪の声は泣き声以外は聞いて居ない。

夏「ま・・・ま」

「・・・ま、ま」

そして、夏は嬉しそうな顔をして、雪ちゃんの頭を撫でた。

優は、少しはやり過ぎかなと思った。だけど、これは春自身が招いた結果でもあり、もしこのまま俺と夏と雪が・・・そうなるならこれはただしい形になるだろう。

・・・そして、スカッとした気持ちになった。

「優さん！！カメラ！！」

「あ、そうだ！！」

俺は雪ちゃんの初の言葉をしっかり記録に残さないと

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