第8話

過去編


兄は元から基本ダラダラして居た。


そして、よく俺を馬鹿にする。


【お前って、いつもアニメとかそう言うのばっかりだよな】


【お前って、センスのない友達とつるんでるな】


【お前の彼女さ、馬鹿だろう】


人を馬鹿にしないと、生きていけないような生き物だった。


お母さん、曰くと父親にかなり甘えられて育てられて、父の影響を強く受け取っているらしい。


お母さんは言って居た。悪いところって影響するものよねと・・・


その父親はギャンブルやら、タバコやらでゴミのような父親だったといいところなんて一つもないと・・・そんな所が似てしまったと言って居た。









そして、俺は思ったのである。

そんな父親と結婚する母親も、母親であり、母親はゴミに依存する、私が居ないとダメだからパターンである。


・・・あーもう!!考えたら余計にあの子が可哀想だ!!!あーもう!!どうすれば、どうすれば、優は再び深く考えることにした。


そして、優は覚悟を決めた。


あの子だけを引き取る手を必死に考える。俺は今は20を超えてるし、親戚だし、やっぱりほっとけない。あの子には悪いけど、俺なんかいい父親じゃないかも知れないけど、今よりはマシになるように頑張ってやる。


こうして、優の復讐が始まる。


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