【月曜 08:22】 冤罪になってもう遅いになったけど、俺はヤクザの組長の息子で

少し復活したエアコン

第1話

「痴漢よーー」


俺は冤罪になった。


ーーー


「優・・・はやばいの息子みたいだし、してもおかしくないとは思ってたけど」

クラスメイトの春。俺と仲が良かったけど、信頼されてない様子。


「優さん・・・本仲間だったのに、ずっと私のこと襲おうと考えて居たんですね」

秋さん、読書仲間で一緒によく本を読んで居た。妄想と疑いが激しくなってしまったようだ。・・・ちなみに秋さんは美人だし思ったことがないわけでもない。だけど流石に酷い


「優先輩、私、前に助けられてからずっと好きでしたのにこんなの最低ですよ!!」

後輩の夏さん、泣いてショックを受けている筈なのに相変わらず、テンションが高い。この明る過ぎる性格がクラスメイトから嫌われてたようだったけど俺は可愛いくて好きだった。けど今は悲しい。


ーーー


俺は他にもクラスメイトや先輩、後輩に散々なことを言われたんだけど、誰も信じてくれなかった。


そして、学校外ではこの我が家の組のメンバー達だけ


「坊ちゃんがそんなことする訳ないです」


「ありがとう、信じてくれるのは組の人だけだよ」


「いえ、やろうと思えばもっと坊ちゃんなら上手くやると思うので」


「その信頼はどうなの?」


俺を信じてくれた??

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る