影法師数えるうちに冬日消え

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影法師数えるうちに冬日消え


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 「影法師」と「人影を」のどちらにするか迷いました。



 昔、缶蹴りをしていた時のことです。


 日が落ちて、大きな木と建物の影の間に浮かぶ人影しかわからなくなるまで遊んでいた頃の思い出です。



 いまその場所に行くと、高層建築物、住宅の明かり、街灯などで、すっかり明るくなりました。


 ジオラマ、ミニチュアにしたようで、特撮映画の登場人物になったようです。

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