第12話 百花狂乱

危ない植物!




「なかなかいい所じゃないか」


 高級感のある大広間を見渡して、真影は率直な感想を述べた。

 ソウギの隣に立つGODが、棘のある口調で警告する。


「ここはソウギ様の館だ。勝手な真似をしようものなら、すぐさま貴様を殺す」


「ほう、よくできた番犬だ。躾が行き届いてるなぁ?」


 真影はGODを挑発するが、彼は全く取り合わない。

 やれやれと肩を竦める真影に、ソウギが言った。


「座って話でもしようか。GOD、珈琲を持ってきてくれるかい」


「畏まりました」


 規則的な駆動音を鳴らして、GODは厨房に向かっていく。

 二人きりの大広間に、ソウギの声が響いた。


「真影くん。まずは君の目的を聞かせて貰おうかな」


「復讐だ。俺を裏切った月岡を殺れるなら、俺はどんな手でも使う」


 半年前の事件を思い出し、真影の目に殺意の炎が灯る。

 その熱で暖を取りながら、ソウギも自らの目的を明かした。


「そうかい。僕の目的は進化の種をばら撒いて、人間と特危獣を等しい存在にすることだ」


「んなことしてどうなる」


「極上の死が見られる」


 人を超えた力を持つ異形の生命体・特危獣。

 それが齎す殺戮こそ至上の快楽なのだと、彼は雄弁に語る。

 つまらなそうに聞き流す真影に、ソウギが無邪気な笑顔を見せた。


「そのためには、もっと進化の種を広めなければならない。奮戦を期待しているよ」


「……へいへい」


 進化の種で人間から特危獣に変じた昇と真影は、ソウギにとって格好の宣伝材料だ。

 真影はその事実を甘んじて受け入れつつも、野心的な態度で告げた。


「だが覚えておけ。もし復讐と極上の死がカチ合えば、その時は躊躇なく復讐を選ぶ」


「そうならないことを祈っているよ」


 沈黙が降りた大広間に、GODが二人分のカップを運んでくる。

 湯気の立ち昇るエスプレッソに口をつけて、真影はカップを揺らした。


「ああ。珈琲の趣味も合うしな」


 二人は暫くの間、何も言わず深い苦味を愉しむ。

 束の間の休息を終えると、ソウギたちは館の地下に足を運んだ。


「ここが化け物の製造工場か」


「芸術家のアトリエと呼んでよ。それに特危獣と化け物と呼ぶなら、君もその一つだ」


「ふっ、違えねえ」


 二人は軽口を交わしながら、GODを従えて薄暗い廊下を歩いていく。

 実験室に到着した彼らを、規則正しく並べられた遺伝子サンプルが出迎えた。


「さあ、何でも好きな特危獣を作りなよ」


「その必要はないぞ」


 ソウギの提案を、真影は何食わぬ顔で一蹴する。

 理由を訊ねるソウギに、彼は淡々と言った。


「俺は元特撃班だ。拠点の場所も分かってる。わざわざ特危獣を暴れさせなくとも、俺が出れば一発で奴らを壊滅させられる」


「それは駄目だよ。ゲームはあくまでフェアにやらなくちゃ」


「うるせえな。黙って殺らせろ。月岡を……!」


 復讐心に駆られた真影に、GODが素早く銃口を向ける。

 黒い殺気を放つGODを背にして、ソウギがにこやかに問いかけた。


「君に力を与えたのは、誰だっけ?」


「……分かったよ」


 真影は不服を堪えて引き下がり、目についた試験管を手に取る。

 そして進化の種に中身の遺伝子サンプルを垂らし、一体の特危獣を生み出した。


「おお……!」


 生まれたばかりの特危獣の姿に、ソウギは感嘆の声を上げる。

 特危獣の尻を蹴りつけて、真影が特危獣に命じた。


「さあ行け! 思う存分暴れろ!」


 特危獣は雄叫びを上げ、風の速さで館を飛び出していく。

 その夜、東都C地区の住宅街で40人の死者が出た。


「開けろ! 特撃班だ!」


 警察手帳を突き出して、火崎が叫ぶ。

 ひしめく警官隊や報道陣を捌けさせて、彼と金城は事件現場となった一軒家に足を踏み入れた。


「何ッだこりゃあ……」


 謎の大量死から一夜明けたリビングの状態は、悲惨そのものだった。

 テーブルや椅子は破壊され、丁寧に飾られていたであろうインテリアはあちこちに散乱している。

 犠牲者の最期の姿を縁取る白線に目を落として、火崎は重々しく呟いた。


「酷え。まるで特危獣に襲われた後みたいだ」


「ですが、これだけに派手に暴れたのなら我々に通報が来る筈です。目撃情報すらないというのはどういうことなんでしょうか」


「ここで考えても仕方ない。まずは現場を調べるぞ」


「はい」


 火崎と金城は家中を調査し、事件の証拠品となり得る物を探す。

 捜索を粗方終えると、二人は特撃班本部に帰還した。


「おかえりー、どうだった?」


「幾つか怪しい物はあったが、何とも言えねえな」


「後は木原さんの分析が頼りです」


 金城にそう言われ、火崎たちを出迎えた木原は満更でもない表情を浮かべる。

 別の現場を当たっていた昇と月岡も戻り、四人はそれぞれの場所で得た証拠品を提示した。


「枯れた観葉植物と花粉ね。分かった、調べてみる」


 木原は昇たちから受け取った証拠品を装置にかけ、分析を開始する。

 数十分後、分析を終えた木原が小走りで駆けてきた。


「いい収穫があったよ! ほら、これ見て」


 彼女はコンピュータにUSBメモリを挿入し、花粉と進化の種の画像を表示する。

 二つを交互に指しながら、木原は分析結果を語った。


「現場の花粉と進化の種は、極めて近い細胞組織でできてる。花粉の方はある程度簡略化されてるけど、強力な成長促進剤であることに変わりはない」


「それに、40件の現場全てで観葉植物が確認されている」


 月岡の補足説明を受け、昇たちの中で点と点が結びつき始める。

 家の中で同時多発した特危獣殺人。

 存在しない目撃情報。

 全ての現場に置かれていた観葉植物と、強い成長促進作用を持った花粉。

 これらが意味するものは––。


「家の中で特危獣が生まれた!?」


「その通り。ソウギ……或いは真影が花粉をばら撒いて今回の事件を起こした、と考えるのが一番自然だね」


 昇の出した結論に、木原が頷く。

 月岡も腕を組み、彼の仮説を支持した。


「目撃情報がないのも、特危獣になった植物が異常成長の反動で枯れたからだとすれば辻褄が合うな」


「使い捨ての特危獣か。野郎、姑息な真似しやがるぜ」


 ソウギたちが繰り出した新たな一手に、火崎は拳を握りしめる。

 金城が真っ直ぐに挙手をして、作戦を提案した。


「東都全域に、植物を表に出さないよう通達しましょう。街路樹もブルーシートで覆い、街から徹底的に緑を隠すんです」


 そして囮を用意し、食いついた所を一気に叩く。

 特撃班は金城の策を採用し、実行に向けての準備に取り掛かった。


「さて、後は囮の場所だな……」


 弾薬の残量を確かめつつ、火崎が心の中で呟く。

 しかし彼の思考は、甲高い警報によって遮られた。


「特危獣出現! 例の花粉の奴!」


「場所は!?」


「東に5キロ……火崎さんのお家!」


 木原の報告を受け、昇たちの心に衝撃が走る。

 火崎は弾かれるように研究室を飛び出して、特殊車両に乗り込んだ。


「俺たちも行くぞ!」


「はい!!」


 昇と月岡、金城も後に続き、車がエンジン音を噴き上げる。

 アクセルを踏み締めながら、火崎は家族の無事を願い続けた。

——————

火崎家の人びと




 昇、月岡、火崎、金城を乗せた車は、火崎の家に出現した特危獣を追っていた。

 運転席の火崎がハンドルを握りしめ、自宅を目指して加速する。

 何かに気づいた助手席の月岡が、前を指して叫んだ。


「危ない!!」


 火崎が慌てて急ブレーキをかけると、反動で四人の体が背もたれに叩きつけられる。

 月岡が見たものは、道を塞ぐ巨大な蜘蛛の巣だった。

 減速が僅かに遅れたせいで、車の前面が巣に触れている。

 火崎が車をバックさせると、接触面には刃物で切りつけられたような傷がついていた。


「もし、このまま突っ込んでいたら……」


 最悪の事態を想像し、火崎の背筋が凍りつく。

 車を降りた四人の前に、鉄パイプを手にした真影が立ちはだかった。


「あーあ、もう少しで月岡のサイコロステーキが食えたのに」


「真影! てめえどういうつもりだ!」


「今、俺の特危獣が面白いことをやってる。お前らに邪魔されちゃ困るんだよ」


 真影は首の骨を鳴らし、鉄パイプを振るって昇たちに襲いかかる。

 突如始まった乱闘の中、昇が真影の手から鉄パイプを弾き飛ばした。


「ここはおれに任せて!」


「待て! こいつは俺がやる!」


 戦おうとする昇を押し除けて、月岡がライフルを乱射する。

 真影は銃弾を敢えて受け止めながら、月岡に両手を伸ばした。

 首元に迫る手に半年前の事件を想起して、月岡の心臓が激しく脈打つ。

 硬直した彼が締め殺される刹那、昇が真影を羽交い締めにして叫んだ。


「月岡さん!!」


「……頼んだ!」


 月岡は意を決して、火崎たちと共に目的地へと駆けていく。

 昇の顔面に肘打ちを喰らわせて、真影が気怠い態度で言った。


「参ったなァ。お前のことはソウギの野郎に殺すなって釘刺されてるんだよ。……まぁ、半殺しなら問題ねえか」


 真影は額に蜘蛛の紋章を浮かべ、その身を特危獣スパイダーに変える。

 スパイダーの放つ糸を掻い潜りながら、昇がショックブレスを起動した。


「超動!!」


 心臓を殴りつけてアライブとなり、スパイダーに前蹴りを見舞う。

 彼が怯んだ隙を突き、アライブはゴートフェーズに形態変化した。

 敵の能力を観察せんと、スパイダーは両の目を赤く光らせる。

 アライブは気持ちを強く奮い立たせながら、二本のゴートブレードを生成した。


「二刀流か。いいなァそれ」


 スパイダーが両手から糸を出し、棒状に束ねる。

 軽い力で振るわれた糸の杖は、電柱をバターのように両断した。


「さぁ、チャンバラだ」


「……ッ!」


 二人は瞬時に肉薄し、激しい剣戟を繰り広げる。

 武器の強度で劣るアライブは相手の体だけを狙おうとするが、スパイダーは的確に攻撃を糸杖で受け止めた。


「狙いが分かってりゃ対処も楽だ」


 スパイダーはアライブの剣を破壊し、糸杖を突き出して彼の両肩をブロック塀に固定する。

 傷口から染み出す血で紅く染まる糸杖を更に深く捻じ込み、彼は鋭い爪を振り上げた。


「……っ!」


 アライブが死を覚悟したその時、スパイダーの動きが止まる。

 彼は力なく腕を下ろすと、曲がり角を横目に見て言った。


「番犬が来た。ここまでだ」


 スパイダーは繭で全身を包み、路上を後にする。

 彼が姿を消すと同時に、アライブを苦しめていた糸杖も解けた。

 地に倒れ伏したアライブ––昇を、強烈な目眩と眠気が襲う。

 昇は途切れそうな意識をどうにか繋ぎ止めて、火崎の家を目指し歩いた。


「月岡さん、みんな……」


 月岡たちの影を見つけて、昇は僅かに安堵する。

 そこで緊張の糸が緩みきり、彼は意識を手放した。


「……ここは」


 数時間後、昇は見知らぬ和室で目を覚ました。

 服は清潔なものへと着替えさせられ、怪我をした箇所にも包帯が巻かれている。

 ゆっくり身を起こすと、彼は勝ち気そうな少女と目が合った。


「パパ、ママ! お兄ちゃん起きたー!」


 少女は和室の扉を開け、元気よく両親に報告する。

 現れた男の姿を見て、昇は目を丸くした。


「ひ、火崎さん!?」


「おう。気がついたか、日向」


「とするとここは……」


「俺ん家だ。汚い所だが、暫く我慢してくれ」


「汚いですってぇ!?」


 昇と火崎の耳に、女性の怒鳴り声が響く。

 慌てふためく火崎の頭をスリッパで叩きながら、背の低い女性が火崎に説教した。


「言っとくけどね、あたしが週に1回掃除してなかったら、この家もっと酷いことになってるんだから!」


「す、すまん。でもほら怪我人の前だし……」


 体よくその場をやり過ごす盾にされ、昇は精一杯の愛想笑いを見せる。

 我に返った女性が、スリッパを後ろ手に隠して苦笑した。


「どうもすみません。お見苦しい所を……」


 頭を下げた女性に、釣られて昇もお辞儀をする。

 女性は人当たりのよい笑みを浮かべて、自分と娘の名を告げた。


「島三郎の妻の、あかねと申します。こちらは娘のさくら……さくら、挨拶できる?」


「できる! わたし火崎さくら、小学2年生!」


「おれは日向昇です。火崎さんには、いつもお世話になってます」


 互いに自己紹介を交わすと、昇はここに来た目的を思い出す。

 彼は怪我のことも忘れ、身を乗り出して尋ねた。


「あのっ、ここに出た特危獣は!?」


「あたしが倒しました」


「そうそう倒しました……倒しましたァ!?」


 思わず叫んでしまった昇を、傷の痛みが襲う。

 困惑する彼に、火崎が優しく言った。


「信じられないだろうが本当だ。俺たちが来た時にはもう、特危獣は元の観葉植物に戻ってた」


「ママかっこよかった!」


 特危獣を竹刀片手に追い回す母の姿を思い出し、さくらが無邪気に跳ねる。

 苦笑する昇の目を見て、あかねは真剣な態度で言った。


「事情は旦那から聞いています。この家を、どうか囮に使って下さい」


「でも、そんなことしたら」


「火崎の女に二言はありません。それに武術家として、あたしも人を守る役に立ちたいんです」


「武術家?」


「ああ。由緒正しき火崎流のな。道場もやってるんだぜ」


 火崎が明かす意外な出自に、昇は興味津々で頷く。

 壁掛けの時計を見て、あかねが口を開いた。


「さ、そろそろご飯にしましょうか。よければ日向さんも一緒に」


「いいんですか? ありがとうございます!」


 昇の屈託なき笑顔を受け、あかねは夕飯の支度に取り掛かる。

 手伝おうとする昇を制しながら、火崎がスマートフォンで本部に連絡を取った。


「この家を囮にすることが正式に決まった。今、月岡たちが急ピッチで作戦を進めてる」


 街から植物を隠し、敵を炙り出す囮作戦。

 火崎家を囮にすることは納得したものの、昇にはまだ一つ心配があった。


「娘さんは?」


「もうすぐ木原が迎えに来る。今夜は木原ん家で泊まりだ」


「お泊まり!? やった、お泊まりだ!」


 二人の話を耳聡く聞きつけていたさくらが、大急ぎで宿泊の準備を始める。

 何かに衝き動かされるように、昇は立ち上がろうとした。


「……やっぱり何か手伝わないと」


「いいから、怪我人は寝てろ。おーい、何か仕事ないか?」


「じゃあそこの野菜切ってくれる?」


「任せろっ」


 昇を無理やり寝かしつけ、火崎は妻と共に夕飯を作り始める。

 やがて完成した夕飯を囲み、火崎家の三人と昇は両手を合わせて挨拶をした。


「いただきます!」


 今日火崎家の食卓を飾ったのは、具沢山のモツ鍋だ。

 噛めば噛むほど味の滲み出るモツの感触に、昇たちは舌鼓を打つ。

 だがそれ以上に昇を満たしたのは、時折交わされる他愛のない会話だった。


「ご馳走様でした!」


 四人が食事を終えた時、外はすっかり暗くなっていた。

 木原がさくらを預かり、穏やかだった家庭はとうとう戦場に変わる。

 厳重な警戒体制が敷かれた外を眺めながら、昇が徐ろに口を開いた。


「……おれ、さっきご飯食べてる時、まるで本当にここの家族になったみたいな気分になりました。変ですよね。家族が何なのかも分からないのに」


「分からない? お前にも親父とお袋くらいいるだろ」


「いましたけど、ずっと昔に連絡取れなくなっちゃいました。お見舞いにも来なくなったし……きっと寝込んでばっかのおれが嫌になっちゃったんですね」


「そんなわけねえよ」


 へらへらした昇の言葉を、火崎は真っ向から否定した。

 目を見開く昇に、彼は切実な口調で続けた。


「子どもを嫌う親なんかいねえ。いたらそいつは親じゃねえ。お前の両親は、お前を愛してるに決まってる。だからそんな悲しいこと言うな」


 火崎の語る言葉には、父として、人生の先輩としての確かな重みがあった。

 何かを言いかけた昇に、火崎が窓の下を見て叫ぶ。


「敵が来たぜ! さあ、戦いだ!」


「はい!!」


 二人は窓を開けて飛び降り、落下の勢いで特危獣に攻撃を仕掛けた。

 全身に赤い花を纏った特危獣は二人を撥ね除けると、大量の花粉を噴射する。

 街を染める金色の霧を避けつつ、火崎が本部に通信を入れた。


「特危獣027・アネモネを確認。これより撃滅する!」


 火崎は特殊弾でアネモネを怯ませつつ、昇に変身するよう促す。

 アライブ・ライオンフェーズとなった昇に、彼は自身の拳銃を投げ渡した。


「ありがとうございます!」


「気にすんな、遠慮なく使え!」


 アライブは大きく頷き、拳銃をライオンキャノンに変化させる。

 そして銃口に炎のエネルギーを集中させ、渾身の力で撃ち抜いた。


「……はあッ!!」


 銃撃を受けたアネモネが爆散し、灰となって舞い散る。

 その夜、街の植物が特危獣となることはなかった。


「やりましたね、火崎さん!」


「ああ!」


 アライブ––昇は火崎に拳銃を返し、勝利の喜びを分かち合う。

 本部に戻る別れ際、火崎が不意に言った。


「いつか会えるといいな。両親に」


「……はい!」


 昇は屈託なく答え、平和を取り戻した火崎家を後にする。

 夜道を歩く彼の足取りは、どこか軽やかに弾んでいた。

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