第5話

焦り、書き始める。

なんかもらえるコンテスト。

うまく、書けないなあ。

そんで別サイトで書いてるアレがエノキタケみたいな榎木武史くんの物語「えのきたけ」を更新。

引っ張りっぱなしさみいネタ。

エロ。

ナンセンス。

パクリ。

それだけ。

それだけの人間。

それでも転がしちまえば。

それなりには書ける。

それで良いのだろうか?

それしか無いんだ。

それじゃ、仕方ないね。

それからどうするの?

それ。

それがどうした。

それきり、何も書けない。

せめて書けたら。

西友で原稿用紙見かけた。

手に取ったのは、事業の赤字を刻む為のノート。

諦めすら、僕にはまばゆい現実。

動いてるのに動いてない。

何がなんだかわからない。

細かい細かい砂の粒が、絶え間なく指の間からするすると落ち、微風に手のひらからも飛んで行く。

それがひと粒ふた粒目に入って、車に轢かれて、まだ生きてる。

痛いと感じる物を探した。

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