第374話母の懺悔
先日、鹿児島の叔母さんが亡くなった。
母は、伯父さん、娘さんに電話を掛けたが出てくれない。
それは、きっと、鹿児島の辛い思い出を思い出さないように優しさから出ないであろうが、母は叔母さんから金銭的援助をもらったが、完済する前に亡くなった。
母は悔やんだ。
涙を流しながら悪い事をした。と、自分を責めていた。
しかし、兄弟の多い家族でお兄さんらは、よそに出て鹿児島に残る末っ子夫婦の父と母か祖父の介護をしてきた。
在宅介護だったので改築もして、数百万円祖父に使った。
農家もしている。
土地を守る為だ。
それで、金銭的に苦しくなり援助を受けた。母は決して贅沢はしない。服も古着をお姉さんから譲り受けたモノばかり。
最近は、セカストで数百円の服を買うだけ。
贅沢はしていない。
だが、母は自分を責めている。
考えるな!と、僕は言ったが母は今夜は眠れないだろう。
母はいつも苦労している。
そんな母に生きていて良かったと思える思い出を作ってやりたい。
兄弟が見捨てた祖父を面倒を何十年もみていて、挙げ句父が先に亡くなり、1人で頑張っている。
70歳だが、あと5年は働きたいと言っている。
お母さんを楽にしてやりたい。
それには、僕の転職に掛かっている。
本日のオマケでした。
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