第337話四十肩か五十肩

昨夜は夜起きるつもりだったが、4時まで寝てしまった。

シャワーを浴びて、アイスコーヒーを飲んでいた。

何か、肩が痛む。それを無理に動かしたら激痛が。

今日は、整形外科を受診するつもりだった。

会社に休むメールを送信した。

しかし、僕は思った。たかが、四十肩で休んでいては仕事なぞ無いと。

鎮痛剤を飲み、出勤した。整形外科に寄ってから出勤しようとしたのだが、待合室に多くの老人が座っていたので、出勤した。

定時3分前に到着した。


しかし、今日の仕事は休んでも問題は無かったと言うくらい、仕事の無い日。

最近、めちゃくちゃ忙しかったから物足りない。

でも、1日は1日。

同じ、給料だ。

管理者の機嫌が悪いようだった。それは、みんなが気付いていた。

まだ、若いからなぁ〜。人間だもの。機嫌が悪い日もある。

それが辛いなら、会社を畳んだ方が良い。

僕は関係ない。給料もらったら、別の会社に移れば良いのだから。

だから、福祉は物品を扱う商売じゃない。人間を扱う商売だ。

それで、たかが知れた理由で利用者に当たるのは辞めて欲しい。

だいたい、みんな、アンタが面接して選んだ利用者なのだから。


帰りに生を3杯飲んで帰宅した。

僕は八つ当たりを受けなかったが、長たるもの、常に冷静でいて欲しい。

それを覚悟で、管理者になったのだから。


今日のビールはひときわ苦かった。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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