第279話父の日の目眩

今日は、父の日だが僕のペイで息子と中華料理を食べた。

だいぶ、僕は食が細くなっている。ラーメンで腹一杯。息子が残したチャーハンを食べたら吐きそうになる。

「あっ、パパより背が高くなったかも」

と、言うので通りのガラス窓に写る2人は息子の方が高くなっていた。

来年受験なのに、何も勉強してないらしい。

パパは、司法試験目指すんだ!と、言ったら、

「パパ、もう、オッサンじゃん」

と、言われた。諦めるのは早い。そのバロメーターが行政書士の受験に繋がっている。

バスターミナルで、「行政書士判例集」を読んでいると、息子に無駄な抵抗だ!と言われたが、男は本気で頑張らないといけない時が3回ある。と言った。

僕は息子に何故、法律を勉強するのか?と問われ、自分を変えたいんだ!と、言った。


父親が頑張るなら息子も頑張る気にならないだろうか?

今日は、昼はまた、用事があるので夕方から勉強しようと思う。

僕は判例六法も持っているが、それは行政書士が合格してから勉強する。

行政書士を取っても、転職はしない。ダブルライセンスを取ってから転職しようと思うが、それは甘いだろうか?


ちょっと、目眩がする。目が悪いので強い日光の下では、クラクラするのだ。

ま、今年の父の日はこんなもんだ。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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