第2話 沢山の女性の怖い顔!
私は若い頃、目を閉じると、いつも女性の怖い顔が沢山見えていました。
白い顔だけの女性たちは、何だか怒っているようでした。
そして、小さな女性の顔が沢山視えており、私の真ん前には、大きく恐ろしい女性が2人ほど、それは真っ黒く視えていました。
皆、髪が長い女性でした。
ですが、ある時を境に視えなくなりました。
ある時、父と母が家を建て替えました。
その時に、「家を建て替える時は、時期をみてもらわないと怖い! 死人が出たりすることもあるから」との理由から、とある占い師の所へ行き、家を建てる時期について、みてもらいました。
それから、父と母が家を建て替えたのです。おかげ様で、不幸が起ることなく新しい家が建ちました。
それから少しして、母と私で占い師の元へ行く機会がありました。
うちは現実主義で、霊的なことは、私しか感じません。
ですが、その時なぜか母が、先祖供養の依頼を、その占い師の方にしてくれました。
そうして、先祖供養をしてもらったら、怖い顔は、見えなくなりました。
目を閉じるとずっと女性の怒った顔が沢山視えていた……。
それは、本当に怖い体験でした。
それがずっと、30代まで続いていたのですから、眠る時は、本当に大変でした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます