第4話 機械生命の現れ
すると、そこには、火炎放射器を持った、人型のカエルがいました。
「君は、何をしている。」
警察官の一人が、彼に問いかけました。
彼は答えませんでした。
「その火炎放射器は、何のために持っている。」
もう一人の警察官が、彼に、再び問いかけました。
彼は答えませんでした。
人型のカエルの、目は、どこを向いているのか分からなく、動いているのに、生きているのか死んでいるのかわからない。
見た目は、カエルそっくりなのに、呼吸をしている感じが全くない。
機械の生命のようでした。
ボー。人型のカエルは、火炎放射をし始めました。
こうなると、警察官は、応戦しなくてはなりません。そこで、バッグに詰めてあった消火器を取り出し、消火しました。
カエルへは、催涙弾を投げ、制圧することに成功しました。
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