010 私的、夢十夜 巻乃八 真っ赤な世界

こんな夢を見た。


学校の非常階段から外を眺めていた。

見覚えの無い、数人の友人たちと。

夕焼けのように真っ赤だった。

友人たちは笑っていた。

笑っていた理由は分からないが、笑うべきではない状況だったと思う。


夢に色が付いているのは、想像力が豊かな証拠、らしい。

三色刷りくらいだけど。

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