003 滑り込みアウト

しまった、寝過ごした。

アラームをセットしたと思ったのだが。

もうこんな時間だ。

急いで準備を進める。

キッチンでお湯を沸かし、同時に汁も温める。

よし。

『3、2、1、あけましておめでとうございます♪』

新聞を投函するバイクの音を聞きながら、そばをすすり、録画した年越し番組を見始めた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る