登場人物紹介

主人公


老け顔を自覚するサラリーマン。二十代後半。出世頭の女上司である課長にロックオンされている。課長代理で都内の提携先に行っても受け入れられる程度には優秀。海の無い田舎で生まれ育った。温泉とか銭湯が好き。漬物になる前の野沢菜を軽く塩で揉んで食べるのも好き。


年末に都内で自然薯掘りをする自称アラサーの少女(前年までランドセル装備)と知り合って無自覚にロックオンされた。警察に職務質問される頻度が増えた。脱サラを決意しているが、そうなった場合に高確率でとある山奥の農家に入り婿として拉致される未来が待っている。






ヒロイン


真田ジュリエットさんじゅうさんさい。自称アラサー。前の年までランドセルを背負っていた。ばいんばいん。おそらく同級生や後輩たちの脳を焼き性癖を破壊してきた無自覚サークルクラッシャー。マイ掘串で自然薯を採り、場合によっては猪や熊も討伐できてしまえる天然のモンスターなハンター。青●スポットと知らずに自然薯を嬉々として掘る程度には天然。適度に距離を置いて接してくれる主人公を気に入っている。今まで周囲にいた男たちは過剰にスキンシップを試みる者ばかりだったらしい。特に元担任。






課長


R17.9は伊達じゃない自称アラサー美人コスプレイヤーで同人作家で所属企業の広報を兼ねたVtuberやったら大ヒットした属性過多。仕事もできる。というか極めて優秀。優秀すぎて婚期を逃した説と、年下の部下を狙って他に眼中ない説がある。倫理的に許される限界の自撮り叡智写真を主人公に毎日送る習慣がある。ヒロインの叔母。作中は流行感冒の療養中のため、都内にいると判明した姪ヒロインに売り子を手伝ってもらうことにした。結果、年末まんが祭り会場は大混乱となった。






ユニモッグ様


ユニバーサルモンスターグランギア。略してユニモッグ。地上のあらゆる環境で走破可能を目指して開発された多目的トラックの名機。チタン合金セラミック複合素材の外装と、マイクロ発電素子を鋳込み太陽光や熱エネルギーを電力変換する特殊なフレーム材を搭載し、運転者の操縦技術や身体能力に合わせてタイヤ空気圧やサスペンション強度それに最大華道速度などが自動的に変化する運転補助AIが搭載されている。キャンピングカー仕様のそれは特注品であるが準定番扱いされており、そのまま異世界転移しても問題なく生活できると開発者はコメントを残している。とある農家の自家用車。ときどき課長が年末まんが祭りの時に乗ってくる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ジュリエットさんじゅうさんさい。 @ha_

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ