コップの水をこぼして死ぬのは、私だけでいい。

原田 音

コップを持ってきましょう

私は今、22歳の大学4年生です。もう大学生活も終わりに差し掛かってて、このままいくとちゃんと大人になってしまいそうで、正直ちょっと嫌です。


だいたいの子供は大人になりたいじゃないですか。私も例外なくそうだったんですけど、でも正直、「あの時の夢、叶ってますよ」ってタモリさんとかから言われても全然嬉しくないかもです。


大人になると、無責任に生きられないじゃないですか~きっと。

大人になるって夢は、叶いそうになればなるほど、叶ってほしくねぇなって思う夢ですね。


でも、大人になると良い事もありそう。例えば、大人になると一人でも生活できます。(まあこれは大人の基準にもよりますし、一人で生活できないなら大人じゃない というわけではないですよ!)


仕事をして、対価としてお金をもらって、そのお金で自分1人で生活できるようになるわけです。若いうちからそうして生きている子も勿論いると思いますし、私はそういう子を本当に尊敬してますが、きっと、トロッコ乗ってる時に「多数派はどっち?」ってクイズ出されたら、"大人になってから1人で生きています"の方にトロッコは傾き、先へと進むでしょう。



さ、アイドリングトークはこの辺にして、今回は私の子供の頃の話をしようと思います。まだ、友達とかにも全然言ってない話。でも、顔も名前も、何もかも知らない貴方になら話してもいいかなって思って。知らん人同士、仲良くやりましょうよって。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る