一人暴走列車

彼は、思いついたこの世のよしなしごとに向かって全力疾走し、全身でぶつかり、そして、自分でも訳が分からなくなって、無責任にも逆ギレしたり、こちらに全てをなすり付けようとしてきます。
しかし、屈してはいけません。
私たちは読者、私たちはレビュアーです。
どっしりと構えて、この筆者に吹っ飛ばされ、虚無と騒乱が渦巻く奈落の底へ突き落されてください。