【書き直し】気がついたら…異世界に居たんだけど?でも…出会ったヒロインが可愛くて…もう帰りたいなんて気持ちはとっくに捨てました。

秋里 夏

第1話

「どう?そっちは…見つかったぁ〜?」

「ダメね…こっちも全然…見つからないわ…!はぁ〜」

 

「…そんなものが、こんな森の中に…本当に存在するのかな…やっぱり…デマなんじゃない!」

「そうかな?…でももう少しだけ…探してみようよ…!」

「はぁ〜わかったわよ…まったく昔からそうゆう所は…頑固なんだから…まったく…それじゃあ私は…向こうをもう一度探してくるわね…。」

  

「うん!」



「…んっ?…ここはいったい何処だ?見渡す限り…森…森…木……本当にどこなんだよ!…」

『ガサガサッ!』

「!?!な、なんだよ…なんか…そこにいるのか!…いるならさっさと出てこいってんだ!…ふふん!」


その時…先程から音が鳴っている草むらから…何かが飛び出して来た!その瞬間俺は驚いてしまった。……しばらくして…草むらから飛び出して来たものをよ〜く見てみると…そこに居たのは……髪の色は美しい青色で…肌お人形みたいに、白く綺麗だった。オマケに目は赤ときたもんだ!…もう…まともに見ていられなくなり…下を向いてしまった。


「あの!君はいったい…あぁまずは先に俺から自己紹介しよう!…俺は…赤城黎人あかしろ れいとって言うんだ…よろしく!」


「わた…わたしは……ミリアです。よ…よろしくおねがいしますね!…」


「で?ミリアさんはなんで…ここに…」

「はっ!そうでした。わたしは姉と一緒に…ベニインダケ…と言うキノコを探しに来ていたのですけど…姉とはぐれてしまいまして…探しているときに…レイトと出会ったのです…レイトすみませんけど…わたしはそろそろ…姉を探しに戻ります。では」


立ち去ろうと…している彼女を呼び止めた…


「俺も、探すのを手伝うよ…」

「で、でも…そんなの悪いですよ…それにレイトだって………」


「俺はいいんだ!…それにもともと迷子みたいなもんだからな。気にしないでくれ!(本当は…ここに居たくないだけ…なんだけどな…ハハハ)」


「そうなんですね…わたしったら…すみません!……ではお願いしてもいいですか?…」

「おう!泥舟に乗った気でまかせてくれ!!」


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