恋

大地と空の間（はざま）にて

僕は君に恋をする


どれだけ手を伸ばしたとしても

どれだけ想っていたとしても

やっぱり君には届かない


夏と冬の間（はざま）にて

僕は君に恋をする


どれだけ追いかけたとしても

どれだけ思っていたとしても

やっぱり君には出会えない


だから


この気持ちを消そうとした

この感情を消そうとした

なかったことにしたかった


でも


それはとても苦しくて

それはとても悲しくて

やっぱり僕にはできないな


未来と過去の間（はざま）にて

僕は君を忘れない


君が忘れていたとしても

君が世界にいないとしても

僕は君を忘れない


君がどこかで笑っているのを僕はここで願っています。

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色葉詩 色葉みと @mitohano

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