最強じゃない頼りになる強キャラ枠に成りたいワイ(尚最強と渡り合える模様)
五平太
プロローグ 最強じゃないけど強い強キャラに成りたい
ワイこと鈴木源太は漫画で出てくる最強には及ばないが強いキャラに憧れていた
【回想】
『俺は…
『後は頼みます…虎◯君』
『この味!……ウソをついてる味だせ…ジョルノ・ジ◯バァーナ!』
『吠えろ!蛇◯丸』etc…
強いけど最強じゃない頼りになる強キャラに憧れている…
「という訳だ……」
時は流れワイは25歳になったワイはダンジョン探索者になりフルプレートアーマーを着込みハルバードを背にとある夜行きつけのBarにて知り合いのダンジョン探索者と酒を飲んでいた
「ふーんだからダンジョン探索者になった訳?」
ローブを深く被った中性的な声をした人物が呆れたようにワイの夢を馬鹿にする(思い込み)
「そうだ、最強じゃない強キャラに成りたいんだ」
「へー(棒読み)」
ワイの迫真の演説を適当に受け流す中性マンを横目に時計をチラッと見ると時計の針は12時を越していた
「お前は強いから分からんかも知れんがな……もうこんな時間か俺は帰るぞ」
「ばいばい〜」
少し酔っているのか中性マンは顔が紅くなっているまぁどうでも良いが…(人の塵)
ワイは強キャラになるべく明日もダンジョンに潜るのだ………
_______________________
マスターと自分以外誰も居なくなったBarにて一人の女性が呟く
「頼りになる強キャラね……」
その女性は中性的な顔立ちをしており酒が入ってるせいか顔が微かに紅い
「この僕と打ち合える君が強キャラね…」
女性は被っていたローブを取るとBarの灯りに照らされ海の色の様に蒼く反射する髪が姿を現す
「ふ、ふふ……愉しみだなぁ…ボクが女だって知ったらどんな顔するのかなぁ……あ、でも兜被ってるから分かんないや…どんな顔してるのかな…ボクの前じゃ脱いでくれないから…」
「花葬院さん…あまり鈴木さんに執着するのは…「は…?」何でもありません…」
エリカと呼ばれた女性の圧に押されマスターは黙り込む
「そうだ…次の配信で…ふ、ふふふ…み~んなの君のコト認知しちゃうね?でも君は僕のモノだからね…?」
妖艶に微笑む女性の名は花葬院エリカ、日本にたった12人しか居ないSランク探索者である。
そんな彼女に目をつけられた男の物語である
「ぶえっくしゅ…風邪か?」
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