魔力なしの私、ひょんなことからチート級魔法使いになります!?

有素

プロローグ


「またもやリラ様が助けてくださいました!!」



「さすが王宮魔法師のトップですね」



「しかもたったの半年でトップまで上り詰めたとか」



「まさに1000年に1人の逸材!!」



「こんな魔法師様など、今まで見たことがありません!!」




人々はその少女のことを「魔法師界の逸材」「聖女の生まれ変わり」などと呼ぶ。


つい半年前、その少女はどこからともなくやって来た。


少女は、次々と奇跡のような出来事を起こし、たくさんの人々を救った。


その後、少女は王宮魔法師に任命され、たったの半年で現在トップに君臨している。


魔法師の実力の一つとして魔力量も大きく関係してくるのだが、 少女が持つ魔力量は今だかつてないほどの大きさなのだとか。


これらのありえない実力が大袈裟ともいえる二つ名をつけている大きな理由。


そしてその少女というのが私、リラ・ラプシエル。


そんなチート級魔法師の私、実は魔力なんてこれっぽっちもありません!!!!!

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