第5話

飛田「な、なんだあいつ!普通じゃねえぞ!」

関川「そうだな...しかし奴らも黄巾連合に喧嘩を売ってしまったんだ。

俺たちの同志となるにはうってつけだ。」

飛田「まあ、そうだがよ...」

鋭い目の男「ん?なに見てんだお前ら。」

関川「悪い悪い。別にガンつけてる訳じゃないんだ。

それにしてもあんた達、黄巾連合に喧嘩打って大丈夫なのか?」

鋭い目の男「ん?関係ねーよ。

俺の前に立ちはだかった奴は全員潰す。

それに、俺らだって黄巾連合に負けてねーチームに入ってんだ。」

関川「なに!?そんなチームがあるのか!」

鋭い目の男「まあ、黄巾連合を潰すための一時的なチームだけどな。

KBRっつー、黄巾連合を潰すためだけに作られたチームだ。

やつらは正義面して、治安維持のためのチームみたいなこと言ってやがるが、

俺の場合は黄巾連合の奴らが俺より偉そうにしてることが許せねーだけだ。」

関川「そうか。」

鋭い目の男「それにしてもお前ら、いいガタイしてるな。

喧嘩つえーだろ?」

関川「ああ。まあな。

...そのKBRとやらには、どうしたら入れるんだ?」

飛田「お、おい!関川!

勝手に決めちゃっていいのかよ!」

鋭い目の男「お!お前らもKBRに入りてーのか?

そうだな。基本的にはすでにメンバーになった奴からの

紹介だな。

お前らだったら喜んで俺が推薦してやるぜ。」

関川「そうか。それはありがたい。

実はもう一人メンバーがいるんだ。

彼と相談して後日改めて連絡を取らせてもらえないだろうか。」

鋭い目の男「OKだ。

俺は操我猛。ライン交換しようぜ。」

関川「ああ。俺は関川というものだ。

よろしく。」

関川は操我とライン交換をした。

操我「じゃあな!連絡待ってるぜ!」

そう言うと操我は連れの二人を連れて去って行った。

飛田「おいおい大丈夫なのかよ。

玄ちゃん納得するかなぁ。

連合に入るってことは玄ちゃんが頭じゃないってことだぜ。

なんかモヤモヤするなー。」

関川「まだ入ると決まったわけじゃない。

決めるのは玄さんだ。

もちろん俺も玄さんに頭になってもらいたいさ。

しかし黄巾連合を潰すってことを一番の目的とするならば

これ以上のチャンスはないはずだ。」

飛田「まぁ...そうかもしれねえけどよー。」

関川はコンビニ前に劉崎を呼んだ。

劉崎「なるほど。KBRか。

よし!俺たちもそのチームに入ろう。」

飛田「玄ちゃん!そんなに簡単に決めちまって大丈夫なのかよ。」

劉崎「ああ。黄巾連合さえ潰せるのなら俺はなんでもいい。」

飛田「そうかぁ。よし!俺も腹を決めたぜ!

とことんやってやろうじゃねえか!」

関川「決まりだな。」




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