第04話 代走:IKEDA

第04話 代走:IKEDA


突然始まった、オーディションみたいな会話。

道化のA男、どこまで道化られるか?

相方のb女の塩採点にも注目!

深夜に始まった、駄洒落Nights!

A男「爪の手入れに疲れて寝入る……」

b女「うーん、8点」


A男「リラクゼーションでchill chill満ちる」

b女「chill outね、ええと6点かな」


A男「だ埼玉で買った、微炭酸の駄サイダー」

b女「接頭語ってこと? 気が抜けてるなら4点」


A男「処女喪失は膜の内(幕ノ内)」

b女「はじめの一歩、いつまで続くんだろうね、5点」


A男「罪を憎まず、井村屋は肉まん」

b女「ホットスナックの旬だね、7点」


A男「雨季の湿度で湿気たうまい棒」

b女「七種揃えてレイン棒ってか、なかなかいいじゃん!」


A男「100均でスパイク買った、代走選手」

b女「……売ってるか、つーの!」


A男「24時間、コンビに円錐、人は……」

b女「二人共にってこと? エンスイってどんな形だっけ?」


A男「バレンタインは五分五分のゴディバだな」

b女「もはや元ネタが解らん……」

最後のゴディバ・チョコレートは強引の極みだが

脳が沸騰して、極上の糖分を欲したと思っていただければ。

徐々に結束力が高まりつつある、二人の男女。

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