女は若くて無知がいい

安土朝顔

女は若くて無知がいい

今日も好きな人ミオを見て、ユウは幸せに浸っている。


ミオは声も可愛いし、もう全部が可愛い! 俺の彼女最高!



「どうかした?」

「俺の彼女が可愛いなと思って」

「もう! 話し聞いてた?」

「TikTokのあの動画だろ?」



そうそうと、楽しそうにまた話し始める。

季節が変わり、衣替えで制服の生地が薄くなってブラが透けている。


あぁ〜〜やべぇ。昨日ミオに似たAV見て思い出した。座ってるから股間は見えないよな。


俺はまだミオは脱がしてないんだよな。見た目によらずミオは胸がデカいからーーやべぇガッツリ勃起した。くそ! 舐め回したいし挟みてぇし顔を埋めてぇ!


このままではヤバいと、サビしか知らない般若心経を心で唱えて落ち着いてきた頃、授業が始まって胸を撫で下ろした。


下校時、下駄箱でミオの話しを聞きながら校門を出た。短くしたスカートから、見えるか見えないかのギリギリの長さがまたたまらない。


「でさあ」


うんうんと話しを聞いていると、ミオが急に振り返った。


「あんたさ、何? 最近ずっと私の事を見てるよね? キモいんだけど」

「え、あ、いや。俺、別に見てない、けど」

「はあ〜〜? ミオに相談されて今日あんたの事観察してたけど、いやらしい顔でミオを見てたじゃん」


ミオの援護をしたのは仲がいいヒナだ。


「お、俺は」


くそったれ! ユウは「自意識過剰なんじゃねえの!」と叫んでその場から走り去った。


ただ見て、勝手にミオの言葉に対して頭の中で話してだけじゃねえか。


大体ブラウスが透けてるのに、紺色のブラだしパンツが見えそうなスカートだし、誘ってんのあの女じゃん。


やっぱり近場の女はダメだ。

ユウは自宅に帰って直ぐにパソコンを立ち上げた。


やっぱり年下が扱いやすいよな。

フォルダにある写真を何枚か開けていく。


画面にいっぱいに小学生の女児の淫らな画像、それに動画もある。


「さて新しい優しい年下の女の子を探すか」


ユウはSNSを立ち上げ、自宅から少し離れた小学校名を検索すると、バカな保護者が可愛い可愛いとあげている写真を探し始めた。

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女は若くて無知がいい 安土朝顔 @akatuki2430

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