第24話

むかしむかしあるところに若い夫婦が住んでいました。

ある日、子供が産まれたので名前をどうするか悩んでいると、突然空が光だし何かが落ちてきました。

その物体を調べるとそれは不思議な力で動いているロボットでした。

子供の名前をこれにしようと思った矢先 ロボが喋り出します。

「私の名前はロボです」と言うのです。

夫婦はその日以来、子供の世話をするようになりました。しかし、子供が成長するにつれその能力の高さを周りが理解し始めた頃 戦争が起きてしまいます。

国中が混乱する中で 妻は戦場に行き夫は子供達を守る為に残る事にしました。

そしてしばらく経つと敵国の大軍が攻めてきたと知らせが入ります。

夫が急いで戻ると そこは血の海で妻と子供達の姿もありませんでした。

その瞬間 彼の中にスイッチが入る音が聞こえました。

その後、敵軍を壊滅させた彼を見たものは誰もいなかった。

fin

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