第13話

一寸法師が鬼にいいます。

「あまり世の中を乱してなりませんよ」

鬼は

「一寸法師さんの言うことに従います」

と言いました。

するとそこにお姫さまが通りかかりました。

その美しさに見惚れているといつの間にか手の中に小さな箱がありその中には金箔で包まれたキラキラ光るものが入っていました。

そしてそれを見たお姫さまが

「これは何かしら?開けてもよろしい?」

と聞くので

「どうぞ」

と答えた。

すると中には綺麗に輝くダイヤの指輪が入っていた。

まるで吸い込まれるような感じがしたと思ったらいつの間にか口にくわえていたのだ。

それ見た一寸法師は姫様に

「これはどういうことですかな?説明御願いますね」

と言われてしまいました。

そこでお姫様は鬼が悪事ばかり働くので懲らしめるために自分が鬼になった事を話しました。

すると鬼はお礼を言いました。

なぜならばそれは彼女が自分に会いに来てくれたという証拠でありこの先ずっと自分を想っていてくれるということなのだ。

そんなの当たり前じゃないか。

こうして二人は結ばれ末永く幸せになりました。

めでたしめでたし

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