はなさない
ギュッと。
ギュッと、抱きしめる。
お前の温もり。
お前の匂い。
はなさない。
はなす、ものか。
俺が。
ギュッとする。
腕の中で。
お前の。
苦しそうな息が漏れていた。
そっと。
顔を上げさせると。
涙で滲んだ瞳が。
小さな光を散乱させていた。
あぁ・・・。
俺は。
只、美しいと。
思ってしまうのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます