ほとほと、と

戸を、叩く音。


俺は待ちかねた想いのまま。

戸を開けた。


白い雪と共に。

お前が姿を見せる。


抱きしめると。

キュンと、冷たい感触が。


だけど。

俺には。


お前の。

柔らかな肌が。


甘い。

息遣いと共に。


心地良く。

感じたのでした。



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