囁き・30
まったく、この渋滞は、なんなのかしら?
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
今、この国は
あと、アリスは、アイドル活動でスケジュールがいっぱいだったので、参加していないわ。超残念がっていたわね。
それにしても、この高速道路って、なんなのかしら? これじゃあ、低速道路じゃないかしら? ナビの案内を信用したら、これだもの。
高い通行料を払って、この
私達の世界で、こんな大型連休や、大移動に
いつでも長期間休む事ができるし、移動だって、完璧に制御された交通システムで、渋滞や事故なんて皆無よ。
個が確立された私達の世界は、個が決めて、行動するものよ。会社にお
他人と同じ風習や行動を消化しないと、安心しないのかもしれないわね。なんだか、少し悲しいわね。
はぁ、それにしても、10メートルも進んでいないじゃない! これで料金を徴収するって、どういう事なのかしら?
「まったく……この世界の交通インフラはダメだね……」
そ、そうねエルフさん……あんまり
「おっそ……」
あぁ、お弟子さん、言いたい事はわかるけれど、エルフさんとチョコを分け合って、落ち着いてね。
「渋滞か……毒でも
助手席の薬屋さん、このドス黒い液体が入ったペットボトルを渡されても、私、どうしていいのかわからないから、しまってね。
というか、エルフさんとお弟子さん、窓から
薬屋さんは、自ら毒を喰らわなくていいのよ。
渋滞って、
こらっ! エルフさんとお弟子さん、持ってきたポータブル・ブルーレイプレーヤーでSPY×FAMILYを観るか、水星の魔女を観るかで
薬屋さんも、なにか言ってあげて……あらっ? 薬屋さん……薬屋さん!? ま、まぁ、解毒剤は持ってるわよね。
決めたわ。次のインターで降りて拠点に帰るわ。途中、甘いものをたくさん買って、拠点でみんなと
結局、この時期はおとなしくしていた
疲労感が残るだけね。この国の連休って、とんでもないわね。ひどい目に
あら、帰ると決めた途端、流れがスムーズに……
さぁこの次も、この世界のダメなところ
あなたのそばで……
囁いて……ア・ゲ・ル♡
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます