ヤザワナルミの生きなおし / 琥珀 様
作品名:ヤザワナルミの生きなおし
作者名:琥珀
URL:https://kakuyomu.jp/works/16817330660277582926
ジャンル:現代ファンタジー
コメント記入年月日:2023年10月5日
以下、コメント全文。
初めまして。
この度は『自作品への意見や提案がほしい方へ』企画にご参加いただき、ありがとうございました。主催者の島流しにされた男爵イモです。
現時点で公開されているぶんは、一通り拝読致しました。
同じ世界の中での転生、乗り移りを題材にした作品ということで、作中設定は個性的だと思いました。序盤から伏線や、転生先の少年の身内や人間関係に不穏さが見え隠れしており、先への期待の膨らむ内容だったと思います。特に母親がカルトに傾倒している部分は、今後の人間関係にも関わってきそうですね。文章面も綺麗に収まっていて、安心して読むことができました。個人的にはクオリティに反して、過小評価されている作品に思えました。
気になった点は二つほど。
一つは作品への導入について。作品内部については特に指摘することはなかったので、その他のソフト面の話になります。前述した「過小評価」にも関連しますが、「キャッチコピー」や「あらすじ」を活用できていないように感じました。特に「無双」や「転生」という言葉を使ったのが逆効果ではないかと。こうした系統の作品との差別化を図ったファンタジー作品、と誤認識されかねません。この誤認識の根底には、バトル系ファンタジーだという先入観が潜んでいます。なので、キャッチコピーやあらすじで作品に興味を持った読者は拍子抜けして離脱してしまう、本当に読んでもらいたい層に読んでもらえない、という二つのデメリットを抱えることにつながります。そうしたことを防ぐために、なにかしら手を加えることを推奨します。たとえばキャッチコピーでミステリー作品だと明記したり、あらすじでヤザワナルミを取り巻く人間関係を簡潔に説明したり。作品の色や独自性をアピールすることを意識してみてください。
二つ目は小説の基本ルールについて。
一部のルールは守られているようでしたので、その他の表記揺れが気になりました。
・ダッシュ(—)は二個つなげる。
・感嘆符(!)や疑問符(?)のあとは一字空ける。
・ピリオド(.)ではなく三点リーダー(…)を用いる。偶数個で使用。
特に拘りがなければ、これらの表記方法も順守することをオススメします。
以上になります。
作者様の創作活動の一助となれば幸いです。
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