SF

冥王と侍【連載版】/ 佐藤 亘 様

 作品名:冥王と侍【連載版】

 作者名:佐藤 亘

 URL:https://kakuyomu.jp/works/16816927862304498092

 ジャンル:SF

 コメント記入年月日:2022年7月12日


 以下、コメント全文。


 『批評でレベルアップしよう』企画に参加していただき、ありがとうございました。また、私の作品に批評を残して下さり、ありがとうございます。


 第一章まで拝読しましたが、風変わりな異世界転移とハーデスを交えた、「死」を主軸にした物語に引き込まれました。単純な戦闘で済ませるのではなく、そこにエピソードや今後への伏線を織り込まれているのは、素直に尊敬します。また、キャラたちにそれぞれ魅力があり、「主人公だけで話を進める」というものを上手く回避されていると思いました。


 個人的に気になった部分は二点ほどです。


 一つは、ルビ振りです。

 こちらは、どの年代をターゲット層にされているかによって変わると思いますが、中高生もターゲットにされるなら、「悴む」や「睥睨」、「瞠る」などはルビがあった方が親切な印象を与えると思います。


 二つ目は、一つ目に関連して単語についてです。これは、私も本企画でとある方から指摘を受けたのですが、「難しい単語や表現は温存した方が良い」とのことです。そういった表現を多発すると、読者が興ざめすることもあるようです。


 『冥王と侍』においては、冒頭数話でそういった印象を受けました。もちろん、単語選びは作家の個性なので、とやかく言うつもりはありません。頭の片隅にでも置いておいていただければ、御の字です。


 最後に一点、誤字報告を。

 第12話の終盤で、カルナヴァーンの体の虫の話のところで、「虫が救う」になっていました。「巣食う」の誤字かと思います。


 以上、長々と失礼しました。

 本作を通して、多くを勉強させていただきました。繰り返しになりますが、当企画に参加していただき、ありがとうございました。

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