君に捧げるヘヴンレター
ツバキ丸
君に捧げるヘヴンレター 本文
拝啓 何処か遠くにいる君へ
まずは、君に謝らなければならない事があります。
前は、酷いことを言ってごめんなさい。
勇気を出して言った、君からの告白の言葉を踏みにじってしまいました。
しかも、君が亡くなるまで、私は悪くない、君が悪いんだと現実から目を背けていたんだよね………。君と二度と会えなくなるとも知らずに、ホントに何やってんだって感じだと思うよ。君が勇気をだして人助けをしている間に、私は逃げていたんだもん。
本当に、弱虫だよね。私って。
あ、こんな事が言いたいんじゃないんだよ。
今日は、君に伝えたいことがあるんだ。
今になって遅いかもしれないけど、聞いてください。
私は、君のことが好きです。
素直になれない天邪鬼な私を気遣って、仲良くしてくれて………。
何一つ返せないままだったけど、ずっと―――。
もう二度と会うことは出来ないけれど、はるか遠くにいる君に伝われば良いなと思います。どうか、私を見守っていてください。
敬具
君に捧げるヘヴンレター ツバキ丸 @tubaki0603
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます