第07話 牌効率

第07話 牌効率と言う名の数学


何%って正確な数字は出ないけど

一番広い受けで待つ心得くらいはある。

麻雀に関しても、負け組と常勝組の中間みたいな

中途半端もんと紹介したけど

精神科のデイケアで健康マージャンしているような

温い相手だと勝率は80%を超える気がする。

巡り合わせのゲームだから

勝率100%は無理だけど

何をツモるかよりも、

何から捨てるかが大事だと理解している僕は

逆の思考の打ち手よりも一歩も二歩も

先を進んで手作りに集中出来る。


結局、今はパチンコには行ってないけど

凡庸だったプレイヤーが大人になって

一皮剥けることもあることを

麻雀を例に出して説明したかった。

ダブル立直って反則みたいな役があるけど

ダブル立直スタートでも和了出来ない人も居るから

巡り合わせのゲームと言う言葉が

ボディーブローみたく突き刺さって来る。

デイケアの連中を温いってDISったけど

僕も温室育ちの家庭麻雀で凌ぎ合ってる。

金銭の移動しない麻雀なんて……?

そんなこともないんじゃない?

盛り上がりポイントは結構あると思う。

家庭麻雀は誰が優勝しても大団円!

ちなみに今日は誰が勝ったんだっけ?

確か親父が断トツのラス引いたんだっけな。

そんな境遇にもご愛敬。

明日は首位だ、と燃えております。

もう一回ラス引かせるのも面白いし

宣言通り首位に返り咲くのも盛り上がる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る