第26話

 武雄が、ことりの父である実弟の幸夫に会っていきたいと言いだしたことから、太郎の家へ先に回り、降ろしてもらうこととなった。海外赴任中で父親不在とはいえ、母の京子には一言ご挨拶したい、という武雄を懸命に固辞して押し戻し、早くことりを自宅へ送ってもらうように説得するのはなかなか骨が折れた。何しろ今日は出かけるのに、友達の誕生日を祝いに行く、としか言っていないのだ。

 そのときの京子の「息子に誕生日を祝うような仲の友達がいたのか」と言わんばかりの驚きの目は、いま考えても自分の親ながらどうなんだと思わないではなかった。ただ同行者が男とも女とも言わなかったので、京子なら間違いなく男と思い込んだはずだ。そこへいきなりクラスメートの女子と現役市長が揃って現れた日には、母の混乱が一気に臨界に達してしまう。さすがに太郎も、武雄がほんとうに自分の母親に対して土下座して謝るようなマネをするとは考えていなかったが、万一にも謝罪めいた話をされたら、あとの言い訳が恐ろしく面倒なことになる、という懸念もあった。

 いずれまた折を見て、ということでクルマから降りることなくどうにか武雄にお引き取りを願い、太郎はほっとして「ただいま」と玄関を開けた。

「……おかえり」

「うわっ?」

京子は玄関で腕組みをし、仁王立ちで待っていた。

「な、なに? 母さん」

「……ずいぶん遅かったじゃないの?」

「あ……」

たしかに、買い物もあったので、出たのは昼よりずっと前であった。こんな時間までかかるとは、京子も思っていなかったに違いない。

「途中連絡もなく、こっちからの連絡にも応えず」

え? と慌てて太郎が携帯端末を見ると、言われたとおりに着信記録があった。しかも三回。

「えーっと……気がつかなかった……ごめんなさい」

「晩ごはん、作っちゃったじゃない! もう!」

夕食時間帯はとっくに過ぎており、外で済ませて帰ってきたと思ったのだろう。外で食べるときは事前に連絡する。それは穂村家の鉄の掟であり、職場の付き合いとやらで父の浩太がルール破りをしたときは、都度重いペナルティを課されたものだった。サラリーマンだから仕方ないんだよーと泣き言を言う父は、自分だってそうだ、できないわけなどない! と自らも仕事を持つ母に一刀両断されていた。

 ところが太郎はけろっとして「え? ごはんなら食べるよ?」と答えたのである。

 これには京子の方がぽかんとしてしまった。

「……あんた、食べずにこんな時間まで遊んでたの?」

「いや、食べるには食べたけど、ごはんあるなら食べたい」

「……」

もし京子が、ついさっきまでに太郎の平らげた食事量を知ったら、それでもまだ食べたいと言うなど、どこか壊れてしまったのか、それともいっそ何かの病気なのじゃないかと心配になっただろう。しかし太郎の胃袋は、まったく限界を知らないかのようだった。食卓に付くと、すっかり冷めた夕食の、温め直しの要らないものから食べ始め、電子レンジの加温時間すら待ちきれないとでも言いたげに、瞬く間にぺろりと食べ終えてしまう。著しく食事量の変わった息子を、京子は珍獣でも見るような目で眺めていた。


 「ただいま。遅くなっちゃった」

「おかえり」

「亜佳音ちゃん、元気だった?」

「うん」

ことりの家では、昼間は県庁所在地へ出かけていたはずの弟の海里を含め、家族全員が揃っていた。ことりの行き先が武雄の家だとわかっていたからか、遅い時間になってもとくに心配などはされていなかったようで、太郎の母親と違い、居間にいた家族にはこれといった反応はない。

「こんばんは」

ただ、帰宅したことりの後ろから武雄が顔を出すと、父の幸夫がちょっと驚いた顔になった。

「なんだ、兄貴がことりを送ってくれたのか」

「ああ、時間が時間だったしな」

「言ってくれれば迎えくらい行ったのに、悪かったな」

「いいよ、わざわざことりちゃんが亜佳音のお祝いに来てくれたんだ、これくらいは当然だろう」

「伯父さん、こんばんは」

ソファに座る海里が手元のゲーム機から目を離さず挨拶したのに、武雄はちょっと苦笑した。

「ああ、海里君もプレゼントありがとう。亜佳音が喜んでいたよ」

「どういたしまして」

その返事もゲームを続けながらである。そばで見ている幸夫は不満げだが、何も言わなかった。

「せっかくだから、お茶くらい飲んでいってくださいな?」

ことりの母の紗英が武雄に尋ねた。

「ああ、うん。ちょっと幸夫に話しておきたいことがあってね。いま大丈夫か?」

「お? いいよ。あっちの部屋へ行こうか」

「じゃあ、いまお茶持って行きますね」

声をかける紗英にうなずきながら、幸夫は武雄を客間へ案内していった。紗英もキッチンへ消えたので、居間にはことりと海里が残される。

「どうだったのよ、ゲームイベントとやらは?」

「収穫あったよ……って、やめろよな、そういうの」

海里の髪の毛をわさわさと手でいじりながらことりが訊くと、海里は嫌そうに頭を振って答えた。それでもゲーム機からは目を離さないので、ことりも意地になって髪を触り続ける。しばらくじゃれ合っていると、客間の方からときおり「ええっ?」とか「そんなことが!」といった、幸夫の驚く声が何度か聞こえてきた。しかし海里は感心なさげにひたすらゲームをやり続けている。

 誘拐未遂事件から今日の脅迫未遂事件までのあらましを、幸夫に説明するつもりであると武雄から聞いていたので、ことりにとっては父の驚きも予想の範疇だった。ただ、太郎については「警察以外には伏せるつもりだ。彼が家にいたことまで隠す気はないが、誘拐犯を実質的に捕まえたのが彼であることは、公にはしない」と武雄は言った。

「だからことりちゃんも、今日の穂村君の活躍のことは、なるべく他人に話さないでほしい」

なぜ、と残念な気持ちも湧き上がりはしたが、武雄のことだ、何か考えがあっての判断なのだろう。またヒーローが人知れず活躍をする、というのは一種の王道パターンであり、知っているのが自分だけ、というちょっとした優越感も味わえるのならなおのこと、ことりに異存はなかった。武雄がどのように話しているのか知らないが、幸夫に対しても、太郎のやったことについてはぼかしつつ、今日の事件について伝えているのだろう。

 二人で30分ほども籠もっていただろうか。話し終えた武雄と幸夫が出てくると、聞いていただけの幸夫の方がむしろぐったりと疲れた様子であった。

「……いやぁ、なんか亜佳音ちゃんの誕生日、大変な一日だったんだな」

「まあ、結果としては良い方向に収まったからな。問題ないよ」

幸夫はことりのほうを見る。

「ことりもずいぶんな目に遭ったようだが、怖くなかったか?」

「え? わたし?」

いきなり話を振られてことりは目をぱちくりさせる。客観的に振り返れば、今日とんでもない目に遭ったのはことりも同じであるのだが、実は本人にまったくその自覚がなかったのである。そこへ武雄が、さらに不意打ちの爆弾を落とした。

「はっはっは。ことりちゃんは大丈夫だろう。何しろ、頼もしいボーイフレンドが一緒だったからな!」

その直後、居間にいた全員が絶句して武雄を見つめたので、そこで武雄は初めて、自分がもしや失言をしたのか? と思い至った。

「ん? ことりちゃん、もしかして……まだ紹介してなかった……のか、な?」

「た・け・お・お・じ・さん……?」

まったく笑ってない目に口だけの笑いを貼り付けたことりが、ギロリと武雄へ殺気に満ちた視線を向ける。

「じゃ、じゃあっ! 私はこれで、失礼するよ! ことりちゃん、今日はありがとう!」

武雄はくるりと踵を返し、さっと玄関へ逃げ出した。

「ちょっと! 待って伯父さん!」

追いかけようとしたことりの腕を、がっしと掴んだものがいた。振り返ると、好奇心に目をらんらんと光らせた、母の紗英であった。

「おかあ……さん?」

逃がさないわ、という鉄の意志を込めて、紗英がことりににっこりと笑い返した。助けを求めて視線を泳がせても、幸夫は絶望に魂を抜かれたような顔でことりを見ているし、さっきまでいくらちょっかいかけてもゲーム機から目を離さなかった海里さえも、この姉にボーイフレンドだと? と驚愕した表情でことりのほうを向いていた。だめだ、この家族は、誰も助けにならない。逃げ去る武雄の玄関を閉める音が、ことりの逃げ道を塞ぐ響きに聞こえた。

(助けて、太郎ちゃん……)

 ことりの過酷な夜は、まだこれからである。


 ことりたち二人を送って自宅へ戻った武雄を待っていたのは、市の警察署の署長だった。

出かける前に多佳子に連絡を頼み、話があることを伝えておいたのである。

「ああ署長、すまないね、こんな遅くに」

「いえ市長、火急の用件とのことでしたので」

署長の斉藤さいとう与一よいちは制服のままだ。つまり勤務状態としてここにいることになる。武雄は斉藤を書斎に誘い、来客用のソファにかけるよう促した。

「早速だが、今日うちで起きた事件の捜査状況について、開示できる範囲でいいから確認をさせてもらいたい」

「やはりその件ですか。いやご災難でしたね」

「うん、だがおかげで誘拐犯を逮捕できたんだ、悪い結果ではなかったよ。なかったのだが……」

「……何か、気がかりでも?」

斉藤は武雄が思案顔なのに気がついた。

「工場跡で捕まった二人が、あそこで起きたことについて、どんな証言をしているのかが知りたい」

「捜査中ですので、いくら市長といえども、そこは……」

「具体的には、現場にいた少年に関して何を言っているのかを聞きたいんだ」

「……市長。あなたは何をご存じなので?」

斉藤が探る目付きで武雄の顔を見つめる。

「中学生の少年が、たった一人でその二人を格闘の末にノックアウトした、という事実を、だ」

「事実、ですか?」

「私はそう考えているよ」

斉藤は、じっと武雄を見たままだった。武雄も負けじと斉藤に視線を返す。しばし続いた沈黙を破ったのは、斉藤の方だった。

「事実、かどうかはまだ置いておくとして」

斉藤は手持ちの鞄から手帳を取り出した。

「そのように証言しているとの報告は受けています」

「……うん」

手帳の記載を確認しながら、斉藤が話を続ける。

「現場に居合わせた、通報者である少年、ええ穂村太郎君というのかな、東部中学の三年生とのことですね。誘拐犯二人を素手の格闘により失神させ、逃走できない状態にしてから市長のお宅を経由して、警察に連絡をしたと、彼から証言を得ています」

 太郎がとくに包み隠さずそんな証言を警察に行っていたことも、武雄は初めて知ったのだが、その事情聴取を行った警察官は、何も疑わずに太郎の言い分をそのまま信用したのだろうか。

「一方、犯人の二人については、署に連行してからあらためて取り調べを行いましたが……」

「どうだった?」

「概ね、少年の証言と一致していました」

「やはり、そうか」

相手が気絶して意識がなかった状況でなら、太郎が事実と異なる証言を勝手にしてしまうことは可能だろう。しかし、犯人側が同じことを取り調べで話したというのであれば、それにより、太郎が犯人二人に格闘で勝ったことが事実である可能性が相応に高くなる。そこで犯人側が太郎と口裏を合わせる機会も、またその必然性もないからだ。

「あいかわらず、こちらのお宅で捕まった一人に関しては、支離滅裂な話を続けていますがね」

「……ああ、銃で少年を撃ったと言ってるアレか」

「ええ。まだ詳しい中身は精査中ですが、そのほかにもいろいろとあったので、いま薬物検査を行っているところです」

斉藤のメモには、クルマに自転車で追いつく少年の話や、自転車を担いでクルマより速く走る少年の話など、作り話にしてもあまりに信憑性の低い、元森の証言の中身が記載されていた。銃の話ももちろんであるが、ともかく証言を裏付ける物証が何もない。

 拳銃そのものだけではなく、弾丸や薬莢、弾痕までまったく残っていないのでは、証言のほうが間違っていると疑わざるを得ないのだ。拳銃についてはいまのところ、ほかの二人からも所持、使用を認める発言も得られていなかった。ただ誘拐犯のリーダー格である城崎には、地元暴力団とのつながりが確認できており、拳銃の入手も可能な立場であったことから、引き続きそちらの捜査は継続するとの報告を受けていた。

「それで、署長に相談があるんだが」

「はい」

武雄は自分の考えていることを、斉藤に説明し始めた。


 夕食後、自室のベッドで横になりながら、太郎は一人思いに沈んだ。

 まさか自分がオリジナルのコピーであり、身体はナノマシンでできている、というのはいくらなんでも想像の域を超えていた。厳密には、自分はもはや生物とさえ言えないのではないか? いわゆる自律型ロボットとか、アンドロイドといったもののほうが、存在として近いのではないだろうか?

 いまオリジナルと同じ思考を連続的に行えていると思っているのは、そう思い込んでいるだけなのではないのか? 思考回路自体に思い込みや志向操作がプログラムされていたら、自分で自分をおかしいと考えるのは難しい。それでも、親を始め周りは自分を前と同じ穂村太郎として扱ってはくれている。外見が変わっていない、ということが大きいとはいえ、人が変わったような印象を与える言動は……。

「してるよなー」

太郎は自問自答の末に苦笑した。

 前の太郎であれば、少なくとも外山から喧嘩を買うようなマネは決してしなかったし、誘拐犯を自転車で追いかけるようなことも考えなかった。以前には、やろうとしたところで、そんな機会はなかったからとか、そもそも不可能なことであったから、という条件の違いはあろう。では前の太郎は、できるとわかっていたなら、躊躇いなくやるべきことに手を出す性格であったろうか? 

「うーん」

正直なところ、自分ではなんともわからなかった。勉強だけは以前からよくできたが、ほかにこれといって何か取り柄があった気はしない。他人に比べて優れたところや、競える能力があったかどうか、などという心当たりは思いつかなかった。だから、突出した力でなら可能な何かを為そうとしたのか、という問い自体が、どうにも成立しにくい。では突出していない力でできることをしていたか、となると、それはもう日常生活の範疇に入ってしまい、これまた単純にいまの自分との比較にはならない。京子に訊けば、何か思い付くことを言ってくれるかもしれないが、万一にも怪しまれることがないように、うまく話を持って行くのは難しそうだった。

(結局、何にもわからないんだよな……)

 ただひとつわかっているのは、自分がもうこれ以上大きくなれない、ということだ。それはとても悲しいことだが、受け入れるしかなかった。世の中の大人にだって、自分より背の低い人がいないわけではない。これはこれで、自分の個性として受け止めよう。あきらめとともにそう考えた太郎であったが、ひとつ恐ろしいことを思いついてしまった。

(成長しないのはわかったけど、もしやぼく、老化もしない……できないってことは、ないよな?)

 これは、身長の件以上に太郎の背筋をぞくりと寒からしめる考えだった。背が低くても大人にはなれるが、中学生の外見のまま、何十年と生き続けていたら、これはまずいことになるだろう。宇宙人の時間感覚、寿命感覚は、太郎たち地球人とは大きく異なっていた。それなのに、この身体は果たして、彼らから見たら相当に短い時間で一生を終えるのであろう人類と、ちゃんと同じペースで老化していくよう作られているのだろうか? あの宇宙人との対話を思い出すと、人類の医療技術ではナノマシンとは見抜けないと彼らが豪語した身体も、時間の変化に対する対策ができていないことは十分に考えられるのではないか。

 不老不死。

 その言葉だけを捉えるのなら、いくらカネを積んででも手に入れたい、と望む人も少なくないのだろう。だが、人魚の肉を食べたという八百比丘尼やおびくにでもあるまいに、いつ終わるともしれない寿命でこの姿のままずっと生きていく……それが現実になるとしたら、これはもう太郎にとって恐怖以外の何ものでもなかった。

「うわぁっ……!」

思わず声を上げた太郎はベッドから跳ね起き、携帯端末を握りしめた。画面に表示されるのはことりの連絡先である。指先で発信ボタンに触れようとして……太郎は手を戻してしまう。

(話したい……世羅さんに話を聞いてもらいたい……)

それは切実な太郎の本音であった。

(だけど……なんて話せばいいんだ?)

すべてを明かしても、いまと同じように接してもらえるのならいい。だがそうならなかったとき、それはことりという理解者を失ってしまうことを意味している。どこまで明かすかも決めていないのに、いま話を始めてしまって良いのかどうか。しかも、亜佳音の家ではことりの態度がおかしかった。工場跡から戻ってきて以降、ずっとよそよそしいままで、結局クルマから降りるときまで、一度も目を合わせてはくれなかったのだ。

 態度の変化の原因が何なのかはわからないが、間違いなく自分の関わった何かであろう。その理由次第では、そもそも通話を拒絶される可能性すらあった。それを思うと、ボタンを押す勇気は太郎の中で急速に萎んでしまう。

(やっぱり、キッチンの会話を最後まで聞いとくべきだったかなぁ……。あした、学校で世羅さんの顔見てから考えよう……)

 結論を先延ばしして携帯端末を戻し、太郎は風呂に入って寝ることにした。


 しかし、太郎の真の試練は、実はその翌朝に待っていたのである。

「太郎! ちょっとこのシャツなに?」

いつもの目覚まし時計の時間よりずっと早くに、母親の叫びにも似た声で、太郎は叩き起こされた。

「え? なに母さん。シャツって?」

「これよ! この穴は何なのよ!」

太郎の部屋に飛び込んできた京子は、掲げ持った太郎のシャツの背中を指し示した。それは昨日着ていたシャツで、風呂の際に洗濯物としていつもの置き場所に置いたはずの一着だった。

「穴って……あ!」

すっかり忘れていた。

 穴とは、太郎が世羅家で偽ピザ屋に撃たれたとき、背中に当たった弾丸の通り道であった。太郎の背中には穴は開かなかった……もしくは、開いてもすぐに塞がったが、シャツはそうはいかない。三発撃たれた弾のぶん、しっかり布地に穴を残していたのだ。

(やば……。そうか、穴開いてたんだ)

鬼の形相でシャツと太郎を睨む京子に、太郎はなんと答えたものか、脂汗を流しながら全力で思考したのだった。


 * * * * *


 お読みいただきありがとうございます。

 週に1話ずつ更新します。

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