一夜、二人、三度、四角
吹井賢(ふくいけん)
冒頭詩
秘密は君に恋してること
ふとした瞬間、「好きだ」と思う
見つめてしまう、いつも、いつでも
夜に聞こうか、心の声を
一つ、二つ、三つに四つ
君への距離を指折り数える
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